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高知県小中学校教頭会

(高知県中部教育事務所内)

<連絡先>
TEL 088-881-2393
(9時~17時 土日水は休み)

令和4年度 第48回高知県小学校教頭会研究大会

期日 令和4年10月21日(金)
場所 高知共済会館

「様々な状況に対応できる危機管理体制の構築と教頭の役割」
―地域とともに,地震・津波か生き抜くたくましい子どもを育む防災教育―

提言者 南国市立十市小学校 教頭 松岡俊宏

十市小学校の校内防災教育組織の再構築をするにあたり、ミドルリーダー
の育成やリーダーとしての自覚を育てた取組を提言しました。

<質問に対して提言者から>
・10回の避難訓練は,子どもたちの振り返り活動を継続させるため,振り返りを書かせ,
 担任がつながるよう指導をした。
・地域連携の要素を取り入れ,効果を上げるため,様々な世代や生活様式に合わせなけれ
 ばならなかったり,地域によっても差があるため,学校を中心に防災についての発信を
 したりしなければならない。
・有事になった場合は,学校が避難場所になり,違う地域の人が同じ場所で避難をするの
 で,学校から子どもを通して発信をこころがけている。

<協議後,参加者から>
・全校での取組が素晴らしい。学校の規模により悩みが違う。若年教員の指導も大変である。
・学校が避難所になっているが児童の防災意識が低い。安全教育を全校ですることを進めて
 いきたい。
・地域としての防災意識が高いところもあるが,十分な機能は果たせてなく,今後の取組を
 考えたい。
・コミュニティスクールとしての協力を得ながら防災教育をやっていく。どの学校も地域と
 の連携を大切にし,強化する必要がある。
・10回の取組は素晴らしい。予告なしでの訓練もしてみたい。地域でやることは,難しい
 が上手くできている。

(2022年10月25日 更新)